2007年1月8日月曜日

3861 王子製紙(株)

BS

総資産微減傾向だったのが、06年に増加。主な要因は固定資産と流動負債の増加。


CF

毎期、コンスタントに設備投資を行っています。しかしBSへ影響が現れたのは、06年のみ。なぜかと重い、四季報を見ると、05年12月に株式交換との記述。買収をしたらしい。固定資産の増加はそれが原因と思われます。
営業CFは毎期プラスで、投資CF、財務CFは毎期マイナス。
純CFが大きくプラスやマイナスになっている年がない。キャッシュの使い方はバランスがいいと思います。安定期という感じです。


PL

03年に赤字を脱し、増益基調だったが、06年に利益が減少。売上は伸びている。原料高の影響か?


ROE


PBR 1.36
PER 24.35
PSR 0.56
EV/EBITDA 9.28
配当利回り 1.78%
株主資本比率 30.19%
ROA 1.69%
ROE 5.59%
ROIC(時価) 2.94%

事業価値 739,410 ++++++++++++++++++
財産価値 -56,279
固定負債 505,663 -------------
株主価値 177,468 ****
時価総額 718,458 ******************

2007年1月7日日曜日

銘柄分析で表示している指標について

説明なしに使っていたので、以下に書いておきます。


■ キャッシュフロー

・オーナー利益
 営業CF - 設備投資

・純CF
 営業CF+投資CF+財務CF

・簡易FCF
 営業CF+投資CF


■ 指標

・PER
 純利益は来期予想を使用。

・EV/EBITDA
 EV=時価総額-(現金同等物-短期借入金-長期借入金)
 EBITDA=営業利益(予想)+減価償却費(今期実績)

・ROA、ROE
 純利益は予想値を使用。
 ただし、ROEツリーは実績値を使用。

・ROIC(時価)
 予想営業利益×0.6÷(時価総額+短期借入金+長期借入金)


■アスキーグラフ

・事業価値
 営業利益×10

・財産価値
 流動資産+その他投資-流動負債×1.2

・株主価値
 事業価値+財産価値-固定負債

※ 上記式は「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」で紹介されているものです。
 著者の会社のサイトでツールが公開されています。

8185 (株)チヨダ

BS

総資産、03~05年まで微減傾向だったが、06年に増加。
株主資本、微増傾向。


CF

BSの固定負債は微増に見えますが、短期借入金、長期借入金ともに減少。増加していたのは、小数株主持分と、その他負債。
05年まで営業CFが減少傾向。そんな中でも営業CFの範囲で借金返済と投資を行っていたという点は良い。
06年、営業CFが急激に増加。売上増加の影響が大きいか?

※ 気になる点があり調べたところ、MSNのデータは少数株主持分が固定負債という扱いになっています。逆に四季報CD-ROMでは株主資本に含まれているようです。これは会計ルールの違いだと思います。
日本では少数株主持分は株主資本の中に含まれます(日本型?)。
会計上はそれで正しいのでしょうが、投資家から見ると、それは負債として扱ってもらった方が都合が良いと思います(アメリカ型?)。
今ごろこんなことに気付くとは・・・。まあ、気付いてよかった。通常、この項目は大きな額ではないので、あまり神経質になることもないかと。
細かい数字にこだわりすぎて変な方向に行くよりは、ざっくりと企業の姿を捉えたいと考えています。


PL

減収増益傾向。コストカットができているという点は評価できる。


ROE



03. 6 消却 4,645万株 → 4,160万株

PBR 1.36
PER 102.78
PSR 0.55
EV/EBITDA 5.26
配当利回り 1.62%
株主資本比率 52.69%
ROA 0.70%
ROE 1.33%
ROIC(時価) 5.48%

来期予想では純利益が大幅低下。そのため、PERは異常値となっている。


事業価値 86,300 +++++++++
財産価値 97,727 ++++++++++
負債   62,022 ------
株主価値 122,005 ************
時価総額 102,777 **********

7938 (株)リーガルコーポレーション

BS

総資産減少傾向。株主資本微増傾向。固定資産はほぼ変らず。固定負債もほぼ変らず。
総資産の減少は資産のリストラではないようです。ということは、売上が減っている(運転資本減少)?


CF

財務CFが毎期マイナス。BSの固定負債がほぼ変らず(流動負債減少)ということを考えると、短期借入金の返済か。
設備投資をあまりしていないか、必要ないようです。(営業CFとオーナー利益の差が小さい)


PL

売上はやはり微減傾向でした。

※ 自分に対しての注意も含めて
利益に波が無いように見えますが、02年が異常値であったためそう見えるだけです。02年をグラフに描かなければ、もっと違った印象になるはずです。
こうした点はグラフを見るときの注意点です。
逆に、グラフを使ってある程度、相手に与える印象を変えることもできます。特に企業のHPなどに載せてあるグラフは、同じ数値を使用したものでありながら、私のグラフと全く違った印象を受ける事があります。


ROE

売上が伸ばせないのなら、利益率を向上させる必要があります。現状、利益率が低すぎるため、改善は可能ではないかと思います。しかし、コストカットもそのうち行き詰まります。ということは、行き詰まる前に売上の拡大が必要になります。当たり前のことですが。
まあ、言うのは簡単ですが、やるのは大変でしょう。


PBR 0.83
PER 9.31
PSR 0.18
EV/EBITDA 10.89
配当利回り 0.00%
株主資本比率 25.54%
ROA 2.27%
ROE 8.88%
ROIC(時価) 4.61%

事業価値 8,020 ++++++++++
財産価値 24,508 +++++++++++++++++++++++++++++++
負債   21,887 ---------------------------
株主価値 10,641 *************
時価総額 6,890 *********

3033 (株)ビューカンパニー

BS

04年に総資産が少し減少した以外は、増加傾向。しかし、株主資本は04年にも増加。
固定負債減少傾向。
固定資産微増傾向。


CF

営業CF増加傾向。
05、06年は素晴らしい形になっています。投資と借金返済後も現金が余っています。
04年は純CFが大きくマイナス。その影響はBSに表れています。


PL

増収増益だが、07年予想は増収減益。


ROE

利益率、回転率ともに改善している。


06. 4 公募増資 100万株 - 上場
06.11 第三者割当増資 253万株 - 割当て先はファーストリテイリング
財務諸表に影響があるのは07年。
505万株のところに、253万株増資はかなりの増加。来期、ROE悪化は必至。


PBR 4.16
PER 21.54
PSR 0.43
EV/EBITDA 11.36
配当利回り 2.11%
株主資本比率 24.76%
ROA 4.78%
ROE 19.31%
ROIC(時価) 3.09%

事業価値 5,420 ++++++++++++++
財産価値 2,283 ++++++
負債   4,345 -----------
株主価値 3,358 ********
時価総額 5,384 *************


結構良いなと思いながら見ていましたが、増資という落とし穴が。
株主資本が相当増加し、財務の健全性は高まりそうですが、回転率は確実に低下すると思われます。
また予想では増収減益のため、利益率も悪化。ROEは相当悪くなりそうです。
株主が悲観的になり、投げを伴って株価が急落したら投資の検討もありかと思いました。

2686 (株)ツルヤ靴店

BS

総資産増加傾向。しかし、固定資産は変らず、流動資産が増加。
なにやら美味しそうな香りがします(笑)。というのは、投資なしに現金が稼げているようだからです。


CF

06年、財務CFが約20億。しかし、BSの固定資産に変化がない。恐らく、定期預金。
腑に落ちないのは、財務CFが毎年プラスの点。運転資本がそんなに足りなくなるものか?
四季報を見ると、02年、06年に第三者割当て増資。
なんだかおかしなカネの使い方。はじめの美味しそうな印象は吹っ飛びました。
さらに、四季報には「デリバティブ益見込まず」なんて記述が。証券会社の手数料稼ぎに利用されてる?

とにかくヘン、怪しい。


PL



ROE


PBR 1.08
PER 13.07
PSR 0.42
EV/EBITDA 6.10
配当利回り 0.56%
株主資本比率 37.97%
ROA 3.15%
ROE 8.28%
ROIC(時価) 4.04%

事業価値 11,980 +++++++++++++++
財産価値 11,882 +++++++++++++++
負債   14,000 ------------------
株主価値 9,862 ************
時価総額 8,493 ***********

2670 (株)エービーシー・マート

BS

05年に総資産が目立って減少。流動資産、株主資本が主な要因。四季報を見ると、05年6月に消却とあります。自社株買いですね。
翌年、株主資本は消却前のレベルに戻っています。


CF

05年の財務CFは株消却でしょう。
営業CFでまかなえているので、キャッシュフローのバランスは良いと思います。
06年、営業CFが好調で純CFも大幅プラス。株主資本増加要因はこれですね。


PL

02年を除けば、売上と営業利益は連動しているが、純利益が連動していない年がある。気になります。
しかし、順調と言って良さそうです。


ROE

自社株消却でバランスシートが小さくなり、回転率が改善しました。
06年の純利益率は特集要因と考えてよさそうです。仕入に為替の影響か?


PBR 4.91
PER 27.04
PSR 3.28
EV/EBITDA 13.14
配当利回り 0.67%
株主資本比率 73.27%
ROA 13.31%
ROE 18.16%
ROIC(時価) 3.83%

事業価値 144,780 ++++++++++++++
財産価値 36,420 ++++
負債   20,827 --
株主価値 160,373 ****************
時価総額 248,791 *************************